ビル・クリントン元大統領のコメント
ムハマド・ユヌス教授へのノーベル平和賞の授与について
HP(www.clintonfoundation.org)より、ビル・クリントン元大統領の言葉
ヒラリーと私が初めてムハマド・ユヌスと会ったのは、私が州知事の時でした。彼に会って刺激を受けた私たちは、アーカンソー州で彼のモデルに基づいたマイクロ・ファイナンスのプログラムに取り組もうと思いました。ムハマド氏は、貧しい人たちに信用に値することを証明しました。またマイクロ・ファイナンスは持続可能であり、成長を促し、広く平和をもたらすことがでます。特に私が嬉しかったのは、彼がこの年のクリントン・グローバル・イニシアチブに参加してくれたことです。彼の努力のおかげで、何百万人もの人々、その大半が女性ですが、彼女たちが自分たちの生活を改善するチャンスを得ることができ、その結果、私たち全てが上手くいくようになりました。私は何年もの間、彼がノーベル平和賞の値する人物だと思っていました。選考委員会も、彼以上の人を選ぶことなんてできないでしょう。
2002年1月29日、アメリカのカリフォルニア大学バークレー校における、ビル・クリントン元大統領による話(一部抜粋)
アメリカは年間200万の貧しい村に住む人々向けの小規模融資をいくつかの貧困国で行いました。これは、バングラデシュの偉大な経済学者であり、ずっと以前にノーベル賞を受賞しているべきムハマド・ユヌス氏がグラミン銀行と共に開発したプログラムです。私は彼にノーベル賞が授与されるまで、ずっと言い続けるでしょう。私たちは、5倍、いやおそらく10倍近い資金提供をすべきでしょう。私はアフリカの小さな村々にも行っています。そこでは全てのマイクロ・クレジットのローンを補填しようとしていた地元の村人が、草葺の粗末な家に駆け込み、出てきたと思ったら彼の預金残高を見せ、このお金を使って皆がやっていることを見せてきました。これが大きな変化を生んでいたのです…
2006年、マイクロクレジット・サミットにおける、クリントンのスピーチの中から
ビル・クリントン元大統領はユヌス教授のノーベル賞受賞を祝福しました。
ここで留意すべき点は、14年前、1992年のローリング・ストーン・マガジンの取材の中で、クリントン元大統領は「ムハマド・ユヌスはノーベル賞を受賞するべき人だと思います…彼は起業家です。彼は援助でなく、自立を促進させました…私は単純にそれが好きなんです。」と言っていたことです。
詳細はこちら> www.microcreditsummit.org